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シャープペンシルの歴史
ほぼ100年位前にアメリカのキーランが「エバーシャープ」の名で発表したといわれています。 国産の第一号は大正時代にに早川金属(現在のシャープ(株))が発売したとされています。 初のノック式は、1960年に国内メーカーが開発・発売しました。当時は0.9mmの芯のみであったため余り普及する事もなかったのですが、1962年に0.5mmの芯を開発し、広く一般に使われるようになったと言われています。日本...
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シャープペンシルの種類
シャープペンシルには大きく分けると2種類あり、「ノック式」と「繰出し式」と呼ばれています。ノック式の中には、サイドノック式や自動ノック式等も含まれます。...
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シャープペンシルの英語名
シャープペンシルは、シャープ(株)の創始者である早川 徳治さんの命名で、英語ではMechanical Pencils(メカニカルペンシル)と呼ばれます。日本ではシャーペン等といった愛称で、中学生前後の年齢層に特に親しまれています。 ちなみに、中国語ではシャープペンシルを自動鉛筆(ツートン・チェン・ピー)と言います。...
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ノック音がする理由
簡単に言うと、中のリングが弾かれて後ろの壁にぶつかる音、ということになります。だからカチカチ音は基本的な性能に関係はないのです。金属チャックの方が良い音がします。 プラスチックは、初めは音がするのですが、次第に弾く力が弱くなって小さくなります。...
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シャープ芯の長さと太さ
芯の太さはJISで決められています。長さについても推奨値が示されています。長さは、60mmが多いようです。...
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シャープ芯のエコ
エコマークやグリーン購入法では、芯の入った容器について規定されており、再生材(再生プラスチック又は再生紙)を使うことになっています。トンボでは、容器に再生プラスチックを使っていますが、さらに進めて芯にもリサイクル黒鉛を使用して資源の有効利用に努めています。...
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シャープ芯の0.3は、0.3mmより太い?
JIS規格によって「芯のよび」と「直径」が規定されています。0.3ミリ芯は厳密には平均で0.38ミリとなり、0.4ミリに近い太さになります。各メーカーはこの基準にのっとって製造しているので、どのシャープペンシルにも共用できるようになっています。...
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シャープ芯と鉛筆の濃度について
JISでは、シャープ芯も鉛筆芯も、もともと同じ規格でした。しかし、国際規格ISOとの整合性を持たせるために、JIS規格を別々に制定したのです。濃度はもともと同じ範囲なので、ほぼ同等と見て良いと思います。...
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芯の種類
市場では、芯径が0.2、0.3、0.4、0.5、0.7、0.9mmの6種類、濃さは4B~6H(4B、3B、2B、B、F、HB、H、2H、3H、4H、5H、6H)の12種類があります。トンボでは、芯径0.3、0.5mm、濃度3B~2Hを用意しています。...
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カラーシャープ芯について
カラーシャープ芯には2種類あります。色鉛筆と同じ、顔料・ワックス・樹脂を押し出し成型して作る非焼成芯と窒化硼素・タルク・雲母・粘土鉱物を成型し酸素雰囲気600~1000℃で熱処理を行い白い芯を作り、白い芯に各色インキを含浸させた焼成芯です。非焼成芯は、書き味が柔らかですが強度が出ません。焼成芯は強度が高くなっていますがインキを含浸させるために多孔質になっているため、黒芯に比べると弱くなってしまいま...
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シャープ芯に求められる性能
1.濃く書けること 芯の粒子が細かく、紙の繊維の中にぴったりと密着し、定着するもの。 2.強いこと 筆記中に芯折れがないこと。 3.滑らかなこと 紙への引っ掛かりがなく、しっとりとした書き味。...
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シャープ芯の作り方
シャープ芯は、「混合→混練→押出成型→焼成→浸油→切断→包装」 の工程を経て作られます。 原料の黒鉛と樹脂の親和性を高めるためにロールにより混練します。予備的な熱処理を行い、1200℃程度で焼成を行います。濃さ、滑らかさを付与する目的で油状物を浸透させ、一定寸法に切断しケースに入れてできあがり、です。...
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シャープ芯の原料
はじめは鉛筆芯と同様に、主原料である黒鉛と結合剤である粘土を焼結させたものでした。しかし、芯径を細くすると十分な強度が得られず、1.0、1.5mm程度のものでした。その後、細くて強い芯が求められ、有機物を焼いて結合剤とする製法が発見され、現在の高分子焼成芯が開発されました。原材料は黒鉛と高分子樹脂ですが、完成芯は樹脂が炭素化していますので炭素100%と言えます。...
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シャープ芯の歴史
1838年エバーシャープ発売以来、シャープ芯は黒鉛粘土(鉛筆芯と同じ)を使った、芯径1.0、1.5mm長さ30mm程度のものでした。しかし、1962年に0.5mmの合成樹脂芯が発売され、芯の技術革新が起こりました。 トンボは、黒鉛粘土芯「モノしん」で生産を行い、1961年にはシャープ芯JIS表示許可工場の認可を受けました。その後、1965年には合成樹脂芯「プラしん」を発売しました。...
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水性インクは水に弱い?
トンボ鉛筆では水性インクには顔料を使用しています。筆記直後はにじむこともありますが、乾燥すると水にぬれてもにじむ心配はありません。...
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水性と油性の違い
主溶剤に水を使った物が水性インク、有機溶剤を使ったものが油性インクです。水性インクは顔料を分散し着色してますが、油性インクは染料を溶解して着色しています。...
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インクの寿命
■ 油性インク JISでは、製造日より15ケ月間経過しても良好に書き出せることとなっています。トンボの商品に関しては24ケ月を保証しています。芯にはロット記号が入っていますので、購入の際は確認する事が重要になってきます。 油性は特に寿命が長く、保存状態にもよりますが、通常5年間位は普通に筆記できるといわれています。保存の際は、高温多湿の場所は避けてください。...
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インクの原料
■ 油性インク 染料+溶剤+樹脂が基本的な構成になっています。これはマーカーの構成とほぼ同じですが、粘度が違うのです(水飴や蜂蜜位の粘度)。 ■ 水性インク 水性インクは顔料+分散剤+水が基本の構成要素になっています(コーヒーや紅茶位の粘度)。中性インクは油性と水性の中間の粘度で、例えて言うならとんかつソースやトマトジュース位だといえます。中性の意味は酸性対アルカリ性や油性対水性の対比での中...
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中性ボールペンの歴史
最も新しいのがこの中性ボールペン(ジェルインクボールペン)です。 1984年頃に国内メーカーより発売されました。中性インクという言葉を使って新しい世代のボールペンとして注目を浴び、その後も各メーカーより新商品が次々と発表され、現在では確立されたジャンルとして使われています。 中性ボールペンは、にじみが少ない、ボテが比較的少ない、書き味・筆跡能力がとても良いこと等、軽くきれいに書ける事が評価されて...
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水性ボールペンの歴史
水性ボールペンの歴史は油性ボールペンより枝分かれした形で、1964年にオート社で開発されたのが始まりでした。その後改良を重ね、1972年には実用に耐え得る物として国内メーカーより発売されました。これは日本国内よりも、むしろ欧米市場で大変評判が良かったそうです。その後、極細タイプ、0.5mmボール金属チップや、1984年に国内液式水性ボールペン第一号として、トンボの「ロールペン」と「モノボール」が登...
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油性ボールペンの歴史
実用的な物としての開発は、1943年にハンガリーで考案されたのが始まりです。事実上、ボールペンの歴史はわずか60年余りということになります。翌年1944年にはエバーシャープ社(米)が特許を買い、内容を改良したものを発売しました。 日本国内では1945年に米国進駐軍により紹介されたといわれており、1951年にオート社が実用に耐え得るボールペンを世に送り出しました。トンボ鉛筆は1958年にボールペン...
https://www.tombow.com/mamechishiki/b47/
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ボールペンの英語名
アメリカでは、油性ボールペンのことをボールポイントペンと言います。水性ボールペンの事はローラーペンと呼んでいます。ちなみにドイツ語ではk・gel punkt shreiberと言い、中国語では圓珠筆(イエン・ツー・ビー)と呼びます。 中性ボールペンについては、水性ボールペンの一種として含まれてしまう事が多いので、特に英訳が定まっていませんが、ジェルインク(Gel INK)ペンで通じるようです。...
https://www.tombow.com/mamechishiki/b46/
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宇宙で書けるボールペン
加圧式のボールペンや最近は少なくなりましたが中綿式の水性ボールペンでは書くことが可能です。...
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ボールはどうやってはめ込む
非常に小さなボールなのに、なぜ下におちずにうまく回っているのかは、とても不思議です。チップを作るために細い針金状の金属を円筒状にカットした物を用意し、端を円錐状に削り、先にドリルで穴をあけ、その中にボールを入れ上から叩きます。すると筒の中が受け皿状になって安定されます。それから更に、ボールに沿って縁を閉じる(カシメる)ので、ボールは落ちてこないと言うわけです。...
https://www.tombow.com/mamechishiki/b44/
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筆記距離
トンボ鉛筆の事務用ボールペン(BR-NF芯)で1500m、カルノ・ビズノで1000m程度書くことができます。...
https://www.tombow.com/mamechishiki/b43/
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筆記した文字の寿命
油性は、書類として通常の保管状態ですと、50年以上はもつと言われています。 現在、ボールペンを発売して50年以上になりますが、当時の書類が今も残っています。但し、直射日光の当たる場所ですと、6ヶ月程度で薄くなってしまいますのでご注意ください。 水性・中性の顔料インクは、「墨」と同じ成分ですので数百年単位でもつと予想されます。...
https://www.tombow.com/mamechishiki/b42/
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ボールペンの長所
ボールをペン先に利用した筆記具がボールペンですが、何故これ程世界的に広く利用されているのかというと・・・ ○全方向性:タテ、ヨコ、ナナメどの方向にもスムーズに書けるので、どんな言語でも、どんな書き方でも問題が無いこと。 ○筆圧対応力:インクを潤滑剤として使いつつ紙にインクを付けていくので、筆圧に関係なくボールが回る限り書けること。 ○筆跡安定性:ボールが減りにくく、筆跡が変化しにくい。 ○...
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水性インクの耐水性
油性ほどではないにしろ、水性でもある程度の耐水性を持つ事は可能です。 その秘密は色素にあり、染料よりも顔料の方が耐水に優れていると言えます。染料の中でも直接系染料であれば比較的性能は良いのですが、色が鮮やかに表現できないので、ほとんど黒にしか使われていません。 鮮やかな色数の多いカラーマーキングペンには、発色のよい酸性染料を使用するのが一般的です。また、この様なマーキングは耐水性はほとんどない...
https://www.tombow.com/mamechishiki/m40/
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色素の種類
染料か顔料を使用しています。 簡単に違いを説明すると、染料は液体に色の粒子が溶け込んでいる砂糖水の様な物で、顔料は液体の中に色の粒子が浮遊している墨液の様な物です。顔料が近来見直されてきているのは、筆跡が鮮明で耐水性・耐光性に優れているという利点があるためです。 顔料は、もともと非常に安定した色素を微細に粉砕し、安定剤として界面活性剤の助けを借りて物理的に浮かせている訳です。それを無理にインク...
https://www.tombow.com/mamechishiki/m39/
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インクの基本構成
油性が有機溶剤+色素+樹脂+界面活性剤、 水性が水+色素+保湿剤+界面活性剤+防腐剤という基本構成になっています。 油性インクについては、揮発性が高く臭いがきつく感じられるかもしれませんが、安全性の高い溶剤(エチルアルコール等)を使用していますので、ご安心下さい。...
https://www.tombow.com/mamechishiki/m38/
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ツインタイプの一方のインクが先に出なくなる
中綿式のツインの場合、どちらのペン先を使用していたかにかかわらず、細い方の芯が先に書けなくなることがあります。 これは2つのペン先の毛細管力が異なるため、中綿内のインクを保持、また、誘導する力に差がでることによります。 これらは繊維芯同士のツインでも見られますが、特に繊維芯とプラ芯のツインの場合、それぞれのペン先の形態の違いからプラ芯の方が先に書けなくなる場合があります。 これは繊維芯に比べ...
https://www.tombow.com/mamechishiki/m37/
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インクの注入方法
インクの入れ方については、中綿に一定量のインクを注射器の様な物で注入する事もありますが、一番良いのはインクの中に中綿を漬けてインクを吸い上げさせる方法です。 この方法を利用して蛍光ペンのインク補充を可能にした補充インクが蛍コートチャージャーです。...
https://www.tombow.com/mamechishiki/m36/