2023年を宮崎夏次系が描く、鈴木まさるが描く、 あすぱらが描く、津森千里が描く、本谷有希子が書く
「#sketch2023」

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • print

“アートをもっと身近なものに”をコンセプトに情報発信するプラットフォーム「FUN ART STUDIO※」(運営:トンボ鉛筆)は2020年12月26日、特設サイト「#sketch2023」をオープンしました。

#sketch2023 URL: https://tombow-funart.com/sp/sketch2023/

#sketch2023の主テーマは「想像しよう。カラフルな未来を。」。コロナ禍に翻弄された2020年、5人のアーティストはペンをにぎり2023年を展望して作品を発信しました。そして「想像してみよう。鮮やかな彩りを取り戻した自由な世界を」と結びます。

 

宮崎夏次系が描く「2023年」

2023みんなのスター
ABTという画材がすごくたくさんの色数、108色あると打ち合わせで伺い、モザイク画のような絵にできたらと思いました。遠くからみたら、何かひとつの動物の形に見えるんだけど近寄ったら人の群れだった、ような。先日駐車場に大きな赤い魚のようなものがあって近寄ると、それは風がしぜんにつくった落ち葉の塊でした。絵本のエイミーみたいでした。(宮崎夏次系さん)

【プロフィール】宮城県出身。初単行本『変身のニュース』が、文化庁メディア芸術祭マンガ部門の審査委員会推薦作品に選出。カルチャーやアート方面から熱い支持を得ている。最新作は『あなたはブンちゃんの恋(1巻)』、初画集『宮崎夏次系画集 変な夢を見た』。2020年にデビュー10周年を迎え、漫画家としても、イラストレーターとしても注目を集める最旬作家。

 

鈴木マサルが描く 「2023年」

2023年の公園
公園にはいろんな人が集まります。性別、年齢、国籍、職業の違い、などなど違いは様々です。これから先はもっと色々な違いが出てくるのだろうと思っています。集まる人をシマウマに見立て、カラフルな色を纏って集まって来ている様を描いています。(鈴木マサルさん)

【プロフィール】粟辻博デザイン室に勤務の後、1995年に独立。2002年、有限会社ウンピアット設立。2004年からファブリックブランドOT TAIPNU を主催。色鮮やかなハンドプリントによるファブリックを中心に、タオルやバスマット、ハンカチ、傘など、生地本来が持つ魅力にあふれたコレクションを展開。2016年には初めての書籍『鈴木マサルのテキスタイル』(誠文堂新光社刊)を上梓した。

 

あすぱらが描く「2023年」

巡りゆく2023年
ABTを見たときに目に入った多くの色から、様々な時間帯による空の色の変化を発想しました。
時間は前に進み続けるという思いから、季節はまた巡ってくるというテーマを浮かべて描いておりました。(あすぱらさん)

【プロフィール】イラストレーター。国内を中心にデジタルイラストを中心に制作。書籍の装画や音楽のアートワークなどを手がける。

 

津森千里が描く「2023年」

花いっぱい2023年
2023年は今よりも、もっと明るく楽しい年になってほしいなという思いと、もっと自然に回帰して身近に自然が溢れる環境になったらいいなと考えながら描きました。(津森千里さん)

【プロフィール】埼玉県狭山市生まれ。1977年、イッセイミヤケインターナショナル入社。『ISSEY SPORTS』のデザイナーとなる。1990年、『TSUMORI C HISATO』ブランド設立。東京コレクションに参加する( 1990年秋冬) 。2018 年、六本木ミッドタウンにて、初の展覧会『WAKUWORK-津森千里の仕事展』を開催。2019年~楽しいもの作りを目指して活動中。

 

本谷有希子が書く「2023年」

2023年。なんでもないSNS上でのやりとり
そういえば、あの時あんなに騒いでたよね」というファイル名を付けて、それを眺めて書き始めました。
なるべく内容を限定せず、説明的にならないほうがいいな、と。たくさん会話を書いて、そこから削って、一番ミニマムな分量に、という感じで作業していきました。(本谷有希子さん)

【プロフィール】1979年生まれ。石川県出身。「劇団、本谷有希子」主宰として作・演出を手掛ける。小説家としても活動し、大江健三郎賞、三島由紀夫賞など数々の文学賞を受賞。2016年、『異類婚姻譚』(講談社)で第154回芥川龍之介賞を受賞した。

 

#sketch2023では、完成作品、制作過程動画、現在と2023年を展望した作品をリンクさせたポートレイトをお楽しみいただけます。
アーティスト5名の作品をFUN ART STUDIOのインスタグラム(https://www.instagram.com/tombow_art_official/)に投稿し、また、#sketch2023の特設サイトでは企画コンセプトとともに作品の制作過程動画やアーティストのインタビューをお楽しみいただけます。

各アーティストの作品はトンボ鉛筆のグラフィックマーカーABTによって描かれています。

 

※「FUN ART STUDIO」は2018年にInstagramアカウントを開設し、アーティストと共に日々コンテンツを投稿しています。フォロワー数は現在約5万人です。2019年にはウェブサイトも開設しました。グラフィックマーカーABTなどによるハンドレタリング作品を豊富に掲載、書き方のプロセスやポイント、おすすめのツールなど、ハンドレタリングや手描きイラストなどの情報を発信しています。
https://tombow-funart.com/

 

プレスリリースに関する
お問合せ

  • トンボ鉛筆広報担当

    03-3912-1599

  • お客様相談室

    0120-834198

一覧に戻る