レッスン2(飾り罫)

Lesson.2

IROJITENでバレットジャーナルがさらに楽しく、かわいくなる!

好きなスタイルで自分が記録したいことを自由に書き留めていく手帳術、「バレットジャーナル」が人気です。毎日の予定や記録にIROJITENを使ったポップなイラストを添えて自分だけの楽しい手帳を作ってみましょう。ブラッシュペンを使って枠線を引くのがイラストレーターの佐瀬麻友子先生のおすすめ。メリハリのある線に、自然からもらった優しい色が揃ったIROJITENを組み合わせると、大人っぽく、そしてポップなイラストが描けます。

Pick up Colors

  • P-18 天色(あまいろ)
    CELESTE BLUE
  • EX-10 銀鼠(ぎんねず)
    SILVER GRAY
  • LG-9 釣鐘草(つりがねそう)
    CAMPANULA BLUE
  • F-1 プラスチックピンク
    PLASTIC PINK

それぞれ、ケーキのクリーム(P-18)、猫のベース色(EX-10)、猫のグラデーション色(LG-9)、書き文字(F-1)に使用した色です。目立たせたい箇所には、鮮やかではっきりした色を。広い面積を塗る場合は淡く柔らかい色を選ぶと、メリハリがありながら落ち着いた印象になります。

Point 1 同系色グラデは薄い色から塗ること

佐瀬先生は、単色のグラデーションは力を入れず、薄い色で全体を塗り、その後濃い色を重ねてグラデーションを作っていきます。広い面積を塗るときは、色鉛筆を寝かせて同じ向きに動かしていきます。

Point 2 とろーり生クリームは薄く着色を

カップケーキの生クリームは、水色やクリーム色を薄く塗ると、真っ白のときよりもおいしそうに見えてきます。イチゴの種周辺も塗り残しておくとよりポップな雰囲気に。

Point 3 コップの透明感は余白で演出

透明なコップやガラスなどを表現したいときは、中の飲み物を着色するときに枠線ギリギリまで塗らず、少し内側に余白を作りましょう。透明なものの「厚み」を演出することができます。

Point 4 描き文字はあえてザクザク仕上げ

色鉛筆の着色は筆圧を込めず丁寧にムラなく塗るのが基本ですが、描き文字は力強く、塗り残しもそのままにしたほうが、ポップな雰囲気が出てきます。IROJITENには蛍光色もあるので、バックの水玉模様などアクセントに取り入れるのもおすすめです。

お洒落なイラストと心弾む色づかいで日常をカラフルに

イラストレーター 佐瀬麻友子

多摩美術大学日本画専攻を卒業後、イラストレーターとして様々な分野で活動中。
著書に大人の塗り絵本「コロリアージュ・フラワーパレード」がある。