Tombow

TOBOW DIARY

2018年 5月 25日

鉛筆の文字は消しゴムでなぜ消える?

トンボWebスタッフの「Libelle」です。

今月発売の科学雑誌「Newton」7月号の「身近な"?"の科学」コーナーは「鉛筆と消しゴム」特集!
トンボが取材協力させていただきました。

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「なぜ消しゴムは鉛筆の文字を消せる?」「色鉛筆なぜ消えない?」といった、
一般ユーザーさんの疑問がわかりやすく解説されています。
皆さん、鉛筆で書いた文字を消しゴムが「消す」仕組み、知っていますか?

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紙に書かれた文字は鉛筆の芯の粉(黒鉛の粒)が紙の表面にくっついて文字や線に見えています。
消しゴムはその粒子を吸着して紙から取り除くことで消しています。
つまり消しゴムは、消すというよりも"吸い取る"ことで文字を消しているんです(^_^)

ちなみに、鉛筆と違い、色鉛筆は顔料とロウに似たワックスからできています。
紙に書くと、紙の繊維の隙間にべったりと入り込んでしまうため、
消しゴムでは取り除くことができず、完全には消せないのです。

この二つは、新聞や雑誌の取材などで良く聞かれる質問です。
考えてみると良く知らなかった!という方も多いのでは?

雑誌「Newton」7月号では、図解しながらより詳しく解説されています。
興味のある方はぜひご覧になってみてくださいね~!

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