
修正テープの
豆知識
修正(しゅうせい)テープの
メカニズム

修正テープは3つの層でできています。
- ①粘着層(ねんちゃくそう)は、修正膜(しゅうせいまく)を紙にくっつける働きをします。
- ②修正膜(しゅうせいまく)は、修正(しゅうせい)する文字や線を白い色でかくし、上から文字や線が書けるようにします。
- ③ベーステープはテープを送り出す働きをします。
どうしてテープの上に字が
書けるの?

テープの表面を顕微鏡(けんびきょう)で見ると、小さなあなが無数に見えます。このあながインクを吸収(きゅうしゅう)するため、字が書けるのです。文字をおおいかくす役割をしている酸化(さんか)チタンは金属酸化物(きんぞくさんかぶつ)なので、そのままではインクをすってくれません。修正液(しゅうせいえき)と同じように、ベースフィルムに修正膜(しゅうせいまく)をぬってかわかすときに、樹脂(じゅし)・活性剤(かっせいざい)・溶剤(ようざい)の作用で、細かなあなのある構造(こうぞう)に仕上がるようにしています。
いろいろな場面で大活躍!

修正(しゅうせい)テープは基本的に紙への修正(しゅうせい)を目的につくられていますが、その特性(とくせい)をいかした他の使い方をされることもあります。例えば、プラスチックファイル、ガラスコップ・試験管・ビーカー、スチール家具などにテープを転写して、その上にボールペンなどで名前を書いたり、ラベルとして使われたりしているそうです。

- もんだい
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修正テープのテープは何層(なんそう)で
できている?
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2層(そう)
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3層(そう)
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4層(そう)

上の「修正(しゅうせい)テープのメカニズム」
の部分をみてみると、
正解が書かれているよ!
もういちど、よーく読んでみよう!
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