
修正テープ工場
修正(しゅうせい)テープがどうやってできるのかを
紹介していくよ!



修正(しゅうせい)テープの構造(こうぞう)

テープ各部(かくぶ)の役割(やくわり)
- ①ベーステープ(まき取られていくテープ)
- 「白いインク」がはがれやすいようになっていて、使うと本体にまき取られていきます。うすく、強く、のびにくい紙や、PETなどのプラスチックフィルムを使います。
- ②白いインク
- 修正(しゅうせい)したい文字や線を、紙に近い色でかくします。上から文字を書きやすいような工夫がされています。
- ③のり
- 白いインクを紙に付ける働きをします。
修正(しゅうせい)テープの製造工程
- 白いインクを
つくる
- のりを
つくる
- 白いインクと
のりを塗(ぬ)る
- 商品サイズに
加工(かこう)する
- 組み立てる
- 完成!
下にスクロールして進んでいこう!

① 白いインクをつくる

白いインクの材料を1つの釜(かま)に入れ、加熱しながらよく混ぜ合わせます。
白い粉 :紙の色に近い白い粉で、字をかくす役割(やくわり)です。
溶剤(ようざい) :白い粉をとかし込むための液体(えきたい)で、ベーステープに塗(ぬ)りやすくする働きをします。
樹脂(じゅし):白いインクの層にやわらかさを出す働きをします。
② のりをつくる

のりの材料をまぜて、液状ののりをつくります。
③ 白いインクとのりを塗(ぬ)る
できた白いインクとのりを、図のような設備(せつび)で順番にベーステープに塗(ぬ)り、
乾燥(かんそう)させて巻(ま)き取ります。

④ 商品サイズに加工(かこう)する

できた修正(しゅうせい)テープジャンボロールを、細く切って小さく巻いて商品サイズの小さいテープにします。
⑤ 組み立てて完成

できた修正(しゅうせい)テープ(小さいテープ)と、ケース、転写(てんしゃ)ヘッドやその他の部品を組み立てて、完成となります。

- もんだい
-
修正テープは、ベーステープの層、
白いインクの層、あと何の層でできている?
-
のりの層
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油の層
-
磁石の層

答えは「修正(しゅうせい)テープができるまで」の
中に書かれているよ。
もういちど、よーく読んでみよう!
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