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鉛筆の材料・原料について

1.鉛筆に鉛は入っている?

鉛は含まれていません。
芯は、黒鉛と粘土で出来ています。黒鉛は、炭素でできていて石炭やダイヤモンドの仲間(同素体)です。また表面の塗料にも鉛は含まれていません。

2.鉛筆の塗料

一般の鉛筆には、油性塗料が使われています。木の表面を平らにする下塗り塗料、色をつける中塗り、表面の艶を出すクリアーなどを使って6~7回塗り重ねて仕上げます。

3.鉛筆の芯に使う黒鉛

黒鉛(グラファイトgraphite)は、石墨ともいわれダイヤモンドや石炭の仲間(同素体)として天然に産出します。同じ仲間の石炭とは異なり、層状構造をしていて層間が滑りやすく、これが筆記時の滑らかさを与える要因となっています。鉛筆用の黒鉛は、その外観から鱗状黒鉛と土状黒鉛に大別され、色は少し鉛色がかっています。滑らかさが出やすい鱗状黒鉛と黒さが出やすい土壌黒鉛をバランスよく配合しています。これらは天然鉱物で、主に中国から輸入しています。木物語では、リサイクル黒鉛(黒鉛製品の粉砕品や高炉副生黒鉛など)を使用しています。

4.鉛筆の芯に使う粘土

鉛筆には、ドイツ産の粘土を使用しています。日本でも粘土は取れますが、鉛筆芯の成形に適した可塑性があり、比較的低い温度で結晶化が進み、強さ等の物性が向上し、硅石等の不純物を含まない等の理由から、ドイツ粘土が鉛筆には最適です。

5.鉛筆に使う木

鉛筆には主に北米産のインセンスシダー(ヒノキ科)を使っています。
木は自然循環型資源で環境にやさしい材料です。鉛筆に使われる木も植林を行って十分に管理されています。また、鉛筆に使われる木は建築材料になれない軟質の木ですから、他の用途には使うことができません。

6.色鉛筆の芯の成分

色鉛筆の芯は、着色・体質顔料とワックスで出来ています。成分から見ると、油性です。色鉛筆で絵を描いた後に石鹸を溶かした水を絵筆に含ませて擦ると、わずかに溶けてぼかすことも出来ます。

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