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マーキングペン:トラブルの原因

1.書けない

マーキングペンにはフタをキチンとしていても書けなくなってしまうことがあります。インクには揮発性の溶剤や水を使用しているので、非常にゆっくりですが軸を通して中の溶剤が徐々に蒸発してしまうからです。ですから軸の素材は水蒸気やガスを通しにくいポリプロピレン樹脂が使用されています。しかもインクは生ものなので、使わないで放って置くと2~3年でダメになってしまう事もあるといわれています。ちなみにJIS規格で定められた品質保証期間は1年です。

水と言うのは非常に小さい分子で、プラスチックと言えども通してしまいます。水性ボールペンにも同じ事が言えます。そのため軸やキャップの素材はガスバリア性(空気や水蒸気を通さない性質)の高いポリプロピレン樹脂やポリエチレン樹脂が使われています。
キャップは奥まできちんと入れないと(パッチン嵌合の場合は音がなるまで)、エアータイトをしませんのでご注意ください。
また、製品寿命も考えられます。製品寿命が過ぎると筆記不良になります。

■ 濡れた面
水性インクは水となじみやすいので滲んでしまい、油性インクは水とはなじまないのでインクが乗りません。マーカーでは、濡れた所に書くことが出来ませんので、マーキンググラフをお使いください。

■ ガムテープ
残念ながら、書けません。ガムテープの背面には、のりが付かないように表面処理がされています。このため、マーカーのインクをはじいてしまうのです。

2.キャップが固い

キャップはプラスチック製で、時間が経つと伸びる性質がありますので、はじめからやや固く作られています。お使いのうちに適度な固さになります。

3.カスれる

カスレの原因は、
1.インクを使い終えた
2.ぺん芯が乾燥した等が考えられます。
1.の場合、蛍コート・蛍コート80には補充用インクを別売していますので、ぜひご利用ください。
2.の場合は、キャップをしてペン先を下にしてしばらく放置しますと回復することがあります。

4.ツインタイプの(細)がかすれる

中綿式のツインの場合、どちらのペン先を使用していたかにかかわらず、細い方の芯が先に書けなくなることがあります。例えば、太芯のみを使用していたのに細芯が書けなくなった、ということがあります。
これらは繊維芯同士のツインでも見られますが、特に繊維芯とプラ芯のツインの場合、それぞれのペン先の形態の違いからプラ芯の方が先に書けなくなる場合があります。
これは、繊維芯に比べプラ芯の方が毛細管力が弱いため中綿内のインクを保持、また、誘導する力が弱いためです。

5.筆記線が滲む

「AB-T」や「プレイカラー2」は、染料インクで水に濡らすとにじみます。「筆之助」や「蛍コート」は顔料インクを使用しており、水に濡れてもにじみません。

6.筆記線が薄ぼんやりしてきた

中綿式のマーカーはその構造上、使用するにつれてインクの吐出量が減っていきます。これは布がビショビショに濡れていると多く絞れますが、わずかに濡れた布を絞ってもあまり水が出てこないのと同じです。
また、これらの不満点を解消した商品が直液式のマーカーになります。直液式は使い切るまで一定の吐出量で使用できます。

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