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ボールペン:筆記トラブルの原因

1.インクが出ない

■ インクは残っていますか?
インクの量はパイプの外から見えますが、古い物ですと見え難くなることがあります。
■ インク寿命
ボールペンには寿命があります。製造後4~5年経つと、インクが固まって筆記が重くなったり書けなくなることがあります。中芯には製造日が印字されていますので、参考にして下さい。
■ チップに傷はありませんか?
紙に筆記してみて引っ掛かったり、濃淡になったりしませんか? 先端は精密に作られています。落としたり、ぶつけたりすると先端が変形しボールが回らなくなったり、ボールがとれたりして書けなくなることがありますのでご注意ください。
■ 上向き筆記
ボールペンのペン先を水平より上に向けて筆記すると、チップの先端から空気が入り、インクが途切れることがあります。インキが途切れると筆記できなくなり、回復は難しくなります。インキが尾端から流れ出ることがありますので、ご注意下さい。
注)壁に貼った紙に文字を書いたり、クリップボードを手に持って文字を書くと、無意識のうちにチップが水平より上を向いていることがあります。タクシーの運転士さんに逆流が多いのはこのためです。ご注意ください。
■ キャップをしていますか?
水性ボールペンではキャップをはずしたままにしておくと、チップの中でインクが乾燥して書けなくなることがありますのでご注意ください。
■ 紙の汚れ
ボールペンは、紙との摩擦によってボールが回転することで筆記できます。紙の表面に手の脂等が付いていると、ボールが滑って回転せず筆記できないことがあります。
■ 紙質
ボールペンは紙との摩擦によってボールが回転することで筆記できます。紙の表面がつるつるだと、ボールが滑って回転せず筆記できません。ガラスの表面やプラスチックの表面も同様です。ガラスやプラスチックはインクを吸収しないので、表面に付いてもインクの表面張力で玉になってしまい、線になりません。ソフト塩ビのデスクマットなどは、インクを吸収するので書くことができます。
■ 角度
ボールは、抜け落ちない様に半分以上ホルダー部に埋没しています。そのため、寝かせていくとホルダーの縁が紙に当り、筆記できなくなります。トンボでは、ホルダーの縁の厚みを薄くして書ける範囲を大きくするようにしています。ボールが小さくなっても縁の厚みには限界があり薄くできませんので、ボールが小さい(細書き)方が紙に当たりやすくなります。

2.インクが漏れる

■ 先端部の場合
紙に筆記してみて下さい。引っ掛かったり、濃淡になったりしませんか? 先端は精密に作られています。落としたり、ぶつけたりすると先端が変形して隙間が大きくなったり、ボールがとれたりしてインキが流れ出ることがありますのでご注意ください。
■ 尾端の場合
ボールペンを水平より上に向けて筆記すると、先端から空気が入りチップ内のインクが途切れることがあります。インキが途切れると先端から空気が入り尾端から流れ出ることがありますのでご注意ください。
■ 気圧差
モノボールⅡ、替え芯「BK-L5P」を使用している水性ボールペンは、万年筆と同じ構造です。急に暖かいところや飛行機などの気圧の低いところに移動すると、インクタンク内の空気が膨張します。空気の膨張を吸収できる機構になっていますが、くり返し起こりますと外に流れ出ることがあります。また強く振ったりすると、漏れ出ることがありますのでご注意ください。

3.筆記線にムラがある

先端のボール表面についたインクが、紙に転写されて筆記されています。転写されずに残ったインクはチップの中にもどりますが、先端部にゴミがついたり、変形して隙間が不均一になるとインクがそがれて溜まり、玉になって紙面に付くことがあります。

4.カスれる

ボールペンは、ボールの回転によって先端のボール表面についたインクが紙に転写されて筆記されます。しばらく使っていないとインクが乾燥して固まり回転し難いことがあり、回転が始まるまでがカスレとなってしまいます。

5.筆記線が二重になる

ペン先のボールとホルダーの隙間は、均一に造られています。落としたり打ちつけたりしてホルダーが変形して一部分だけ狭くなると、その部分だけボール表面にインクが乗らず、筆記されなくなります。このために、線が二重になったり、濃淡が出たり、書く方向によっては書けたりカスレたりすることがあります。また、紙に付いたホコリが詰まって起こることもあります。ペン先は精密に作られていますので大切に取り扱ってください。

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