カートリッジについて
1. 適合一覧
2. 交換方法
■修正テープモノPXNカートリッジつめ替え方法 (CT-PXN)
| [ 1 ] |
[ 2 ] |
 |
 |
| カートリッジ上下の突起を押しながら、使い終わったカートリッジを引き抜きます。 |
新しいつめ替えカートリッジを裏側の突起と本体のへこみが合うように向きを合わせ、カチッと音がするまで挿し込んでください。 |
修正テープの使い方
1. 使い方のコツ
転写の原理がわかると上手に使えます。使い方のコツは、テープ幅に対して均一に圧力をかけるように、そして角度がブレないようぴったりと当てることです。テープのセンターに親指を当てるとうまくいきます。寝かせすぎず、45度ぐらいの角度で引き、引き終わりは起こし気味にして、少し押さえてから引き上げるとよいでしょう。速度は1秒間で3cm以内が目安です。
均等に力を加えてください。軽い力で引くとテープが紙に付着していなく、テープはがれの原因になります。ある程度圧力をかけて定着させることが必要です。
下が平らな場所でお使いください。
2. まっすぐ引く
1行を消す場合など長い部分は、定規の使用をお奨めしています。短い部分でも、曲がる場合は手首を平行移動するように引くと曲がりにくくなります。
3. 修正膜が浮いてしまう
テープを押さえる力が弱いと、テープが紙面に密着せず浮き上がってしまう場合があります。平らな面の上で適度な力で押さえながら引いてください。
4. 修正以外の使い方
修正膜には粘着剤が塗ってあるので、プラスチックファイル、ガラスコップ・試験管・ビーカー、スチール家具などにも転写できます。その上に一般のペンで書けますから、名前書き・ラベル作りなどにも良く使われています。修正膜はそれほど丈夫なものではないので、その上からセロハンテープなどを貼っておけば手で持ったり擦れても剥がれにくくなります。
使えなくなる原因
1. テープが切れた
通常に使っているときに、切れることはありません。テープが転写ヘッドからずれた状態で使用したり、巻き取りボタンを強く廻したりすると切れることがありますのでご注意ください。
2. テープの巻取り不良について
誤った角度で修正したり、前後に動かすとテープがヘッドよりずれてしまい、このときにテープを折り込んでしまいます。テープが折れて巻き取られたり、クシャクシャに巻き取られたりすると、側壁にあたり抵抗となって巻き取り不良の原因になります。また、修正テープを机の上などから落下させると、転写ヘッドが変形したり、巻き取りリールに巻かれたテープがズレて変形し、巻き取り不良の原因となる恐れがありますのでご注意ください。
取扱・使用上の注意
1. 修正膜の汚れ
インキを吸収しやすくするため、膜の表面には無数の小さな穴があります。そのため、ホコリや手の汚れなども付着しやすくなってしまいます。また白いので汚れが目立ちやすいともいえます。
2. 修正個所の裏写りについて
修正個所は、紙を通して入った光が修正テープに反射して、修正してない部分より白く見えます。文字の部分は光が吸収され黒くなりますが、修正してない部分より強調されてしまいます。
3. テープの上に書いた文字の修正
テープの上に書いた文字を消すことはできません。
1.修正膜の上から再度修正テープで修正してください。
2.修正膜を剥ぎ取って消してください。
4. 曲線の修正について
原則的には真っ直ぐな使用を前提として作られております。テープ幅の細い物を使うとある程度の曲線も引けますが、注意してお使い下さい。テープがヘッド部分の片側に寄ったり、外れるような無理な使用法はお勧め出来ません。ベーステープが切れたりよれたりする原因となります。また、付けたあと修正膜にひび割れが生じることもありますのでご注意ください。
5. 巻戻しボタンの取扱い
巻き戻しボタンを強く巻きすぎないでください。テープが切れることがあります。
6. テープの不具合時の注意
巻き取られないテープが出ても、ハサミで切らないで下さい。使えなくなります。
7. テープが机や壁についたとき
修正テープはがし、砂消しゴム、ガムテープなどで取ることができます。
8. 転写できないもの
ガムテープの表面や非常に凹凸の大きな面にはつきません。
9. 保管の仕方
高温多湿、直射日光の当たる場所への放置・保管は避けてください。テープが固まりますのでご注意ください。
10. 転写した修正テープを落とす方法
最近は修正テープはがしなども出ていますが、消しゴム(天然ゴム)や砂消しゴムで擦ると落とすことができます。
11. テープに筆記するペン
万年筆や極細のサインペン等はペン先の鋭い構造から、使い方によっては修正膜を破く事がありますので、注意してお使いください。
12. 転写時の重さについて
修正に要する力は、使い始めは軽く感じ、終わりになると重く感じると思います。これはテープが沢山巻かれた直径の大きなリールをゆっくり回すことと、テープが減って直径が小さくなったリールを早く回すための差が主な理由です。
13. 使い終わった製品を回収してますか?
当社では、使い終わった製品を回収するシステムを持っていません。そこで、容器包装リサイクル法に基づいて、再商品化委託料をお支払いして、自治体の回収にお願いしています。お住まいの地域の回収指示にしたがって処理してください。
テープについて
1. テープの構造や素材
テープの構造は、次の3つの層、粘着層・修正膜・ベーステープで出来ています。
1. 粘着層は,修正膜を紙にくっつける働きをします。厚みは約0.001mm(1μm)で、セロハンテープに使うような粘着剤です。
2. 修正膜は、修正する文字や線を紙に近い色で隠し(隠蔽性)、インクが染み込みやすいようにして上から文字や線が書けるようになっています(再筆記性)。この原料は修正液に近いもので、白色顔料と樹脂(白色顔料を固める)と活性剤(インクを染み込みやすくする)で出来ており、厚さ約0.025mmです。
3. ベーステープは、強く・伸びにくいグラシン紙をシリコンでコーティングしたものを使う場合と、薄いプラスチックフィルム(PETフィルム)を使う場合があります。厚さは約0.012〜0.040です。
2. 修正膜の色
一般上質紙の色に合わせています。白色度70%再生紙用や、海外向けにピンク・イエロー・ブルーに着色した修正テープもあります。
3. テープの上になぜ書ける?
テープ面を顕微鏡で見ると、小さな穴が無数に見えます。隠蔽を受け持つ酸化チタンは金属酸化物ですから、そのままではインクを吸ってくれません。修正液と同じ様に、ベースフィルムに修正膜を塗って乾かす時に、樹脂・活性剤・溶剤の作用で、微細な穴のある構造に仕上がるようにしています。
4. 転写のメカニズム
先が平らで尖ったヘッド部分を少し立てるようにして紙に当て、そのまま上から押さえながら横に引くことで、修正膜が連続して紙に移されます。止めてそのまま離すと、紙に付いている部分とベーステープに付いている部分が切れて仕上がりとなります。ヘッド先のほんの少し前で修正膜が切れているので、そのままで次も修正転写出来るわけです。
修正膜がヘッド先の少し手前で切れているためと、力を入れてからテープが送られるまでに少し滑るので、0.5mmほどの転写できない部分がでます。その分だけ先の方に先端を当てて引くと、ぴったりと修正できます。
5. テープ巻き取りのメカニズム
紙に当てて引くとテープが転写されながら引っ張られるので、テープリールが回ります。するとその回転力が歯車を介して巻き取りリールを回し、たるみそうになる転写済みのテープを巻き取ることが出来るのです。
原理は簡単そうですが、難しいのは、テープの残りが多い時はテープリールはゆっくりと、巻き取りリールは早く回転し、テープが少なくなると、逆にテープリールが早く、巻き取りリールがゆっくりと回転することです。そこでテープリールの回転力をOリング等を使って滑らせながら伝えるメカニズムがあります。
6. 修正テープの長所
修正液と比較して明らかに良い所は、広い部分も早くきれいに隠蔽出来ること、直後に再筆記出来ることの2点です。さらにコピーでも影が写らないこと、表面が平滑で、紙との段差も少ないので、再筆記の際に、紙のように自然に書けることも挙げられます。
修正テープの雑学
1. ヨコ引き修正テープとは
テープの扁平なボディーをそのままの姿勢で、横書きの原稿や印刷物を隠蔽・修正できるのが横引きです。ビジネス文書では横書きが一般的ですので便利で動作も自然でなじみやすいのです。
2. 修正品質とは
誰でも簡単にきちんとつけられること、あとではがれたりひび割れたりしないこと、また、上からの各種の筆記具で筆記ができ、定着することです。
3. 修正テープの歴史
欧米ではタイプライターが主流で、タイプミスの修正に関して様々な試みがされていました。例えば、砂消しゴムで削ったり、粘着剤で引きはがしたり、修正液で隠してしまったり、真っ白なベタのインスタントレタリングを修正キーで叩いて隠すと言うような事でした。今は、タイプライターからPCに移行し、画面上で間違いが修正できるようになったので、問題点がプリントしたものに対する修正のみになりました。そこで、主に修正液と紙テープが使われはじめました。
修正テープが日本に紹介されたのが、ヨーロッパとほぼ同時の1989年で、すでに修正液は全国的に普及していました。しかし、消し跡がムラになることや、乾くのに時間がかかるなど問題点が多い事から、国内メーカーが1989年末発売しました。
これは、送りローラーを回しながらヘラ状の先端で押し付けるというもので、まだ使いにくさはあったのですが、話題を呼びました。
これ以降日本では、自動巻取、横引き方式、ゆるみ巻取、カートリッジ方式、テープ詰め替え方式、2.5mm極細、カラーテープなど、機構やテープの開発が急速に進み、今や世界的にトップレベルに達しています。
4. 修正テープの呼び方
英語ではコレクションテープ(CorrectionTape)が一般名です。
コレクションは修正の意味で、最近使われ始めた中国では「修正帯」(シュー・チョン・ダイ)と呼んでいます。