トンボのこころ
私たちは、文具を愛する人間集団です。
誰よりも、文具の持つ役割と可能性を知り、その目的にかなうことなら、
どんな努力も惜しまない。心からそう考える人間集団です。
考えをカタチにする。想いを深める。心を伝える。大切な記録を残す。
人が何かを生み出そうとする時、なくてはならない文具たち。
その最高のつくり手になること。
それが私たちトンボの、変わることのない目標です。
そのために、私たちは、誰よりも人間にくわしい会社になります。
人が、どのように文具と接し、どのように使い、どんな想いを抱いているのか。
それを知るために、人を見つめ、その声を聞き、
その心の中にまでまなざしを注ぎます。
そして、その人が感じたこと、考えたこと、思い描いたことを、
さながら、その人の手そのものになったかのように、
なめらかに、速やかに、正しくカタチに変えて行きたいのです。
文具は、美しくなければならない、とも思います。
目にうるわしく、手に心地よく、所有することに深い充足を与えてくれるもの。
それが、人間のいちばんそばにある道具としての誇りであり、
責任である、と思うからです。
さらに私たちは、どんな時も、大空を舞うトンボのように、
自由で、軽やかでいたいと思います。
私たちの技術が生きるのであれば、文具のワクにとらわれず、
知らない世界に降り立つ勇気を持ちたい。そう、心に誓うのです。
文具を愛し、このいとおしい道具たちの使命を何よりも大切にしつつ、
そのむこうに広がる無限の可能性を信じ、未来を切り開いていこう。
まもなく創業100周年。
次の100年を思う時、胸のときめきがとまらない私たちトンボです。
いつも、ここから飛び立ち、いつも、ここへ帰ってくる。 |