トンボ鉛筆100年史 page 18/98

トンボ鉛筆100年史

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トンボ鉛筆100年史

第1章創立・草創期1931?19381931[昭和6]9満州事変起こる―試験用鉛筆「No.570」発売、“雄飛トンボ”の名で宣伝1932[昭和7]3満州国、建国を宣言1933[昭和8]3米穀統制法公布―トンボ印普及―「三菱トンボ」などの偽ブランド横行1934[昭和9]3宣伝活動に注力した結果、売上が3倍に―画家のゼン平田氏にトンボ鉛筆の筆文字ロゴタイプデザインを依頼―東北地方大凶作手頃な価格の試験用鉛筆“雄飛トンボ”が大ヒット「TOMBOW DRAWING PENCILS」で、欧米メーカーに伍する鉛筆メーカーの誕生を国内外に知らしめた春之助は、次々に多くの鉛筆を企画・発売していった。製図用はもとより、事務用、学習用、ゴムつき、朱色・藍色というように、使用状況や目的に合わせて工夫し、多品種化を図ったのである。なかでも、1931(昭和6)年、学生層向けに発売した硬度Hの鉛筆は、“雄飛トンボ”の愛称で大ヒットとなった。学生が購入しやすい手頃な価格で高品質な試験用鉛筆の成功は、TOSHIMA FACTORYの一貫生産体制によって実現した。「トンボ印」を核とした宣伝活動1935[昭和10]―世界的スター・崔承喜をイメージキャラクターに採用―日劇に「トンボ鉛筆」名入りの緞帳を寄付1936[昭和11]2二・二六事件(高橋是清蔵相暗殺)10久邇宮家4殿下、当社工場をご見学―このころ自社製芯高級製図用鉛筆「TOMBOW No.8800」発売、1本10銭―第三者が「トンボ」の商標権を鉛筆以外の全文具類で取得するという事件が起こる「トンボ印」をハウスマークとして以降、春之助は、宣伝を戦略と位置づけ、積極的な宣伝活動を展開する。1927年、人気漫画家・谷脇素文氏に依頼し、雑誌『キング』(大日本雄辯會講談社/現講談社)に掲載した宣伝広告には「鉛筆がトンボで答案楽に書き」の文字が躍る。このほか、朝鮮の舞姫と呼ばれた崔承喜をイメージキャラクターに起用したり、漫画の人気キャラクターを登場させるなど、宣1937[昭和12]4講堂完成(TOSHIMA FACTORY第1期工事完了)7中国・盧溝橋で日中両軍衝突、日中戦争始まる1938[昭和13]1高級製図用鉛筆「TOMBOW No.8000」発売、1本20銭2創立25周年記念式典挙行5国家総動員法施行7物品販売価格取締規則公布・施行(公定価格制度確立、「マル公」時代始まる)崔承喜をイメージキャラクターに起用した広告試験用鉛筆No.57018