トンボ鉛筆100年史 page 16/98

トンボ鉛筆100年史

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トンボ鉛筆100年史

第1章創立・草創期1926?19301926[大正15/昭和元]8日本放送協会(NHK)設立12大正天皇崩御、昭和に改元(25日)1927[昭和2]1「トンボ印」をハウスマークに採用、出願公告(鉛筆限定で商標登録)2ロゴタイプ「TOMBOW」を商標登録3昭和金融恐慌勃発5東京府北豊島郡王子町中豊島(現東京都北区豊島)に「芯工場」完成10「挽臼工場」完成12初の地下鉄が東京・上野-浅草間に開通―初の宣伝広告を雑誌『キング』に掲載1928[昭和3]2初の男子普通選挙実施5御大典記念国産振興東京博覧会開催(上野公園)6日本初の本格的製図用鉛筆「TOMBOW DRAWING PENCILS」を発売(ドイツ・スワン社の墨芯を使用)、1本10銭キャッチフレーズ「最高の質トンボ鉛筆」11昭和天皇即位礼挙行―王子工場建設を記念して鉛筆に「Toshima Factory」と刻印―トンボ印鉛筆硬度充実(6H~6Bの14種)、用途を記した「使用説明カード」が評判に1929[昭和4]10ニューヨーク株式市場大暴落(世界恐慌始まる)―8月のドイツの飛行船「ツェッペリン伯号」来航を記念して「ツェッペリン鉛筆」発売―翌年にかけて、木工・塗装・木口切り・金物付け・刻印・仕上げの各工場を、王子工場に順次集約TOSHIMA FACTORYの建設、そして集約芯製造も木工も塗装もすべてをそろえた理想的な工場をつくろうという方針のもと、新工場建設は1927(昭和2)年に始まった。そして同年5月、東京の隅田川沿いの豊かな河川敷に、約350平方メートル(約100坪)の「芯工場」が竣工する。1927年といえば、銀行の取り付け騒ぎから、金融恐慌が起こった年である。厳しい経済環境のなか、塗装、木工、仕上げなど、一つひとつを集約していき、数年後、計画どおりの一貫生産工場が完成する。鉛筆製造における、わが国初の近代工場TOSHIMA FACTORY(王子工場)の誕生であった。また、工場用地も、当初は約2500平方メートル(約750坪)の借地だったが、事業の順調な発展により、周辺の土地を順次取得し、最終的に1万5000平方メートル(約4500坪)の用地を確保し、10年がかりで完成をみる。「スワン芯に追いつけ、追い越せ」を目標に工場建設に着手する1年前、春之助は鉛筆の生命線である芯の改良に取り組むため、思い切った行動に出る。輸入商社のアイザック商会(現エス・アイザックス商会)に1930[昭和5]3関東大震災からの復興を記念して「帝都復興祭」挙行昭和恐慌発生4上野駅地下道に商店街オープン14硬度の製図用鉛筆と使用説明カード16